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結婚詐欺師がお金以外に欲しかったものは?心理学からの考察

「いくらお金取られたの?」

結婚詐欺に遭ってねという話をすると大抵、お金の話になります。しかし私はお金は取られてはいないのです。

彼が欲しかったものはなんだったのでしょうか?

最初はお金が欲しくて近づいて来たのかもしれませんが、お金が目的ならばすぐに別の人を探したでしょう。

「お金以外の何が必要だったの?目的は何?」

そんな疑問を持つ方にこの謎を解明できることになりますよ!

目次

婚活女性の敵|結婚詐欺師はお金以外に欲しいものは?

結婚詐欺の大多数は「お金を奪い取る」ことが目的で、テレビでもクローズアップされているところですよね。

例えば、

  • 事業がうまくいってない
  • 家族が病気
  • マンション投資 等々

お金絡みの結婚詐欺は本当によく耳にする話です。

心だけでなく、お金まで持っていくって心底許せませんが見聞きすることの大多数はお金絡み。

私に関するとお金はなかったのでお金を取るにも取りようがなかった訳ですが、私自身が親にドレスを着ている写真だけでも見せてあげたいという気持ちがあり、和装の前撮り写真は私個人的な希望だったのでこれは全額(約10万円くらい?)の費用を出しました。

ただ彼自身にお金を渡したことは一度もありません。「お金を貸して」と言われたことも一度もありません。

結婚詐欺師って、「結婚を餌にお金を巻き上げる」というイメージですが、そのパターンだけではないのです。

お金目的ではなく、既婚者のくせに独身を装って近づいてくる詐欺師。

絶対に言えることは、心が貧しい人です。

心理学から見る詐欺師の心の闇

エリクソン発達心理学では、第一段階の乳幼児期はこの世に誕生するのと同時に、

  • 自分を信頼することが基本的安心を獲得
  • この世で価値ある存在であることを確認する

とされています。

母親や自分を育ててくれている人が喜んで自分のお世話をしてくれてお乳を飲んで笑うという、

基本的信頼を獲得する時期が乳幼児期なのです。

スキンシップで自分の存在を確認する時期。赤ちゃんって視覚も聴覚も発達してないので、触覚だけが唯一発達した感覚器官になるのです。

このスキンシップが足りないと、大人になってからも影響(傾向)が出ます。

それが不信感です。

愛が足りない、僕にもっと愛を

詐欺男は毎日必ず、一時間以上の長電話をかけてきました。そして連絡はこれでもかというくらいに頻繁にしてきました。

もしかしたら、ずっと自分が愛されているのか確かめていたかったからかなと感じます。

「愛が足りない、もっと愛を!」と思っていたのかもしれません、しかしそれで他人を騙してよい理由には一切なりません。

彼のSNSをチラッと見た時、奥様こそ出てきませんでしたが(一応SNSも独身で通したいたので)家族仲が垣間見れる瞬間もありました。

私が知っている詐欺師の真実は、住民票と戸籍謄本からわかる家族関係だけです。

これだけで複雑な家族関係が垣間見れましたので、彼の闇が表面化したのかもしれないなと思います。

かと言って、生きていればみんなそれぞれ色々あるので同情の余地は一切ございません!

まとめ

詐欺師はとても精神的に不安定な人です。

一般的に手に入れたい「家庭」や「子供」「マイホーム」をすべて持っていました。勤務先や学歴も嘘でなければ努力したと思います。

それでも「何か足りない、お金ではない。きっと愛がまだ足りないんだ」と思っていたに違いありません。

私自身が自己肯定感もセルフイメージもゼロだったので、自分の存在価値を確認するために互いに必死だったと思います。

こういう精神的な気質っていうものはすぐにはわかりませんが、お金以外の目的で結婚詐欺をする人は何歳になっても「精神的に未熟な人」です。

強烈な自己愛性人格障害であったりする可能性も考えられます。

結婚詐欺に遭った自分を責めるのはやめましょう。当時は私も「生きている価値ゼロ」の烙印をおされた気持ちでいました。

さて、口角を上げて、大きく深呼吸を。

大切なのは、起こった事実から未来に向けての過程です。それで腐るのか腐らないかは自分でしか選べません

あなたの「光」になりたいヒカリコでした。

あなたの幸せを祈っています。

今日もありがとうございます♪