彼氏が既婚者と知らなかった。
結婚式場や衣装も予約してしまっていた。
何が何だかわからないまま、勝手にキャンセルされて音信不通に。
一方的な婚約破棄とも言える事実に、今戸惑われていると思います。私自身がそうでした。
だから慰謝料請求したいけど、具体的にどのくらいもらったの?という疑問をお持ちの方の解決の糸口になると思います!
目次
お金だけに執着してはいけないのは何故?
弁護士の手腕や、お付き合いをしていた年月にもよります。
そして肝心な証拠がどれだけ効果を発揮するのかもわかりません。
ですので、「お金が全てだ!」と考える事ははっきり言ってお勧めできません。自分が思っているよりも少額だったり、ない袖は振れないで一銭も払わず逃げた時にはまたイライラします。
むしろ、「お金を慰謝料として少しでももらえたらそれでいい」くらいの方がいいと思います。
既婚者とは知らずに付き合っていた彼に対して、
- 同じような事は二度とさせない
- 訴えられる可能性もある
- 今ある大切な家族を失う可能性もある
そういう警鐘として、裁判をするのが絶対にいいです。
我々が本当に欲しかったことを今一度思い出してください。
それは心からの謝罪でしたよね。
実際に私は「きちんと婚約破棄しましょう、キャンセル料も折半してお互い幸せにそれぞれ人生を歩んでいきましょう。」
きちんとそういう話し合いが出来ていれば、裁判をすることもなかったし、彼がまさか既婚者と知ることもありませんでした。
それに、彼の家族(奥様)を傷つけるようなこともありませんでした。
想像ですが、私に慰謝料の支払いをしたことで奥様には自分がしたことの全てではないにしても、やってしまったことの断片的な部分は知られる事になったと思います。
私の実際もらった慰謝料の金額
交際期間は一年くらいとそれほど長くなかった私ですが、裁判に9ヶ月の期間を要しました。
その理由はただ一つ、詐欺男が裁判が始まってからもずっと嘘をついていたからです。
私には証拠がたくさんありました。
通話記録・ラインのやり取り・親にあって親族で写っている写真等々。
それでも頑なに嘘をつき続けた詐欺男。
彼の弁護士が若い女性の弁護士でした。恐らく若い女性の弁護士ならば、嘘をついて騙せると思ったのでしょう。
結果、さすがに女性と言っても弁護士です。嘘を見抜かれ、
「全てを認め、謝罪します」と私の弁護士のところに連絡があったわけです。
そこであちらの女性弁護士からの和解条件が、
「慰謝料200万円、一括払い」でした。
私がゴネれば、もう少したくさんもらえた可能性もありましたが、私側の弁護士くんも「思っていたよりも多い金額」と言っていたのと、
「やっと全てを認めたのか・・」という安堵感。
これで私は裁判を終了する事に決めました。
あちらの女性弁護士からは「すぐに認めていれば早くに終わっていたのに、嘘をついていて申し訳なかった」とも言っていたらしく、
どちらかというと弁護士のあなた経由で謝罪されてもという複雑な気持ちでした。
しかしながら、お互い弁護人を立てて、当人同時は直接連絡はしないという約束だったので致し方ありません。
という訳で、私がもらった慰謝料は200万円でした。
既婚者にとっての慰謝料と家族について
詐欺男は恐らく、最初の間は奥様にも嘘をついていたのかも知れません。
最初に送った内容証明は誰が受け取ったのかわかりません、そして基本的に現金派の人でした。きっとお金関係は全て奥様が管理していたのだと思います。
200万円のお金は契約している生命保険から借入をして支払われました。
それに弁護士費用も必要です。それも生命保険からお金を借りて補填しているのか、奥様に出してもらったのかはわかりません。
いずれにしても一般的な普通のサラリーマンにしたら大金です。
200万円というお金を奥様が知らないという事はないと思います。
その理由が、下記です。
詐欺師は今も家族と幸せに暮らしている?
たまたま何故かピックアップされてきたSNSの中に、なんと詐欺男がいました。
そしてそのたった数人のフォロワーの中にしっかりと奥様がおられました。
恐らくきちんとフォローされているという事は、今も奥様と暮らされているのだと思いました。なので幸せ??に暮らせていてよかったと思っています。
私と知り合った当時にやっていたSNSの分は、裁判の終盤にアカウント削除がされていました。きっと奥様に命じられたのかと思います。
今は私もあえて探そうという気持ちは微塵もありません。
これらをふまえて、きっと奥様も知る事になったのだと。(裁判の真実をご存知でおられるかは謎です、適当にまた嘘をついていそうですけど)
詐欺師は自分の人生物語の脇役として・・
もう裁判ですっぱりと縁は切れました。
「ヒカリコ人生物語」の脇役として登場した、詐欺師。もちろん、主役は自分自身。
この章は終わりました。
私たちは本当に大変な思いをしましたね。
しなくてもいい苦労をしたと何度か言われたこともありました。確かにその通りなのかも知れません。
悲しいし、辛いし、しんどいしと大変な思いをした事は事実です。他人の一言にいちいち傷ついて涙したこともありました。
しかしながら、起こってしまった過去を変えることも出来ません。それならば前向きに起こった事実に向き合い、自分の決めた方向は間違っていなかったと信じましょう。
間違いなく言える事は、これで人生が終了したわけではありません。
さぁ、これからまた新たな章の始まりです!
まとめ
騙す方が悪いのか、それとも騙される方が悪いのか。
ついても良い嘘と悪い嘘があるとか。
人それぞれに考えがあると思いますが、とにかく裁判をするという事は本当に疲れるものでした。
愛情→憎しみ→呆れ→無関心。
マザーテレサさんは「愛の反対は無関心」とおっしゃった事に深く頷けます。
よろしければこちらで約束しませんか?
もう終わった事は自分の軌跡にし糧として、前を向くと!
辛い思いをした分、幸せというものが身近なところにたくさんあるという事が私はよくわかるようになりました。
それに当たり前にくる明日などないのです。
もしかしたら今晩寝てる間に、屋根を突き破って隕石が頭にヒットしてそのまま還らぬ人になる事だってありますから!
だから今は生かされている事に感謝して、スマイル。
口角上げて深呼吸を。
あなたの「光」になりたい、ヒカリコでした。
あなたの幸せを祈っています。今日もありがとうございます♪
裁判の結果がどのようなものであったとしても、よく頑張りました、私たち。
他の人が経験しなくていい試練を乗り越えました、偉い、私たち。
傷つくことをわかって勝負に出た私たち。みんな頑張った!
一つのエピローグが終わり、新たなエピローグの幕開けですね。