こんにちは、ヒカリコです。
結婚詐欺に遭った私ですが、詐欺とわかった頃からもしかしたら、
「詐欺男はちょっと思考がおかしすぎるのではないか?」と考え出したわけです。
付き合っている彼氏が「もしかしたら既婚者とか詐欺師なんじゃない?」
そういう不安を抱えておられる方の解決にしていただければと思います。
目次
詐欺師は一流の役者?
私を騙していた詐欺男はたしかに「役者になる」という夢を持っていました。
名前でかなり前に検索をかけた時に、どこかのタレント事務所に所属している写真が出てきました。(現在は削除済み)
たしかに架空の妹を作り上げて、「妹は小児がんを患っていて、死んだら自分は一人ぼっちになってしまう」と休日の白昼堂々とカフェで涙を流していたこともあります。
現実には、妹なんて存在しないどころか、嫁・子供・小さい孫までいたのですからね(;’∀’)
今考えたら滑稽ですが、そんなことを平気でしていました。
詐欺と判明した時、役者になりたくてもなれなかった夢でも追いかけていたのか?とも考えました。
しかしながら、(恐らく)普通の会社員で嫁や子供までいる環境で金銭目的でもない。
体の関係目的だけならば、もっと若い女性を探すでしょう。そして私の親や親類・友人にまで会うリスクをおかすでしょうか?
そこで疑ったのが、精神的なクレイジーさです。
自己愛しかない人vs自己愛が全くない人
プロフィールでもふれていますが、私は全く「自己肯定感」や「高いセルフイメージ」はありませんでした。
完結に言うと「生きている価値さえない人間」そう思っていました。
反対に詐欺男は「自分が大大大好きな人間」のように見えました。
知り合った頃からそれが垣間見えるところがありました。
- 学歴の高さ自慢
- 立派な就職先自慢
- 自分の写真がスマホの待ち受け画面!!
頑張って勉強をして、大学入学しただの。就職先は〇〇も良かったけど、それよりも今の会社の方がいいんじゃないかと母に言われてねとか・・
極めつけは自分の写真をスマホの待ち受け画像にしてたところ。(最初見た時はこの人、自分がめちゃくちゃ好きな人なのか?とちょっと気持ち悪いと思いました)
スマホの待ち受け画像はプロに撮ってもらったお気に入りだと何度も聞かされた記憶があります。
彼は決してイケメンでもなく、やや太っていましたが、普通に道を歩いている普通の人です。言い方が悪いかもしれませんが、どこにでもいそうなタイプでした。
そして度々聞かされる、「母」の存在。歪んだ幼少期も関係があったのではないかと思います。
涙も土下座もなんのその!!
一見して、自分への愛情にあふれる詐欺男とまったく自己愛のない私。
こうみるともしかしたら、お互いの状態がバランスを保てていたのかもしれません。
しかしながら、最初はそれでバランスを保てていたものも次第に私自身が不信感を感じだしたら、疑問点を話し出しますよね?
それで彼自身が作り上げていた、脆い土台ががくがくと音を立てて崩れだしていきました。
その脆い土台を崩すまいと必死になって罵詈雑言を私に浴びせたり、
そんなことをした翌日には私の両親に土下座して謝罪しにきたりおかしな行動をとり始めた訳です。
自己愛性パーソナリティ障害??
裁判の終わりが見えない頃、弁護士は私に言いました。
私自身が詐欺男についてずっと疑問に思っていたことでした。
それが、
自己愛性パーソナリティ障害。
自己愛性パーソナリティ障害(じこあいせいパーソナリティしょうがい、英: Narcissistic personality disorder ; NPD)は、ありのままの自分を愛することができず、自分は優れていて素晴らしく特別で偉大な存在でなければならないと思い込むパーソナリティ障害の一類型である。
引用元:Wikipedia
Wikipediaさまより引用しましたが他にも調べてみると、
- 自分を大きく見せる
- 優越感を求めたり等々
誰にでも当てはまる部分ってあると思うのですが、詐欺男は尋常ではなかった気がします。
クソ女、死ね!
詐欺男はやたらと以前私が付き合っていた人の事を聞きたがりました。
私は当時36歳。以前にお付き合いしていた人がいても何も不自然でない年齢です。でもわざわざ話すこともないので、適当に話を流していました。
ある日突然の事です。
「俺と結婚する前に付き合ってた男がいたんだろうが!このクソ女が!!死ね!!」と怒鳴られました。
もうこちらも理解不能です。ちょっとした些細な話の中で「クソ女、死ね」です。
これから結婚して家庭を作っていこうという話をしている人に「クソ女、死ね」です。
こんなダサい男!
ちょうど詐欺男と二人でお茶をしていた時に、意地悪な知人から以前私が付き合っていた人が結婚したよというラインが届いたのです。
タイミング悪く、二人で私のスマホのカレンダーを見ている時でした。
ラインのポップアップを見た詐欺男は「見たい!」と言い出し、仕方なしに見せるはめになった時。
見てからしばらくして詐欺男は大笑い。
「こんなにダサい男と付き合っていたのか!それにしてもひどくダサい!」と高笑いしていました。
心底不気味に思えてきた頃に、詐欺男は姿を消したのです。
私は専門家ではないので、断定的な事は言えません。
でも「この人なんかクレイジーすぎる」と確信した時に、連絡は一切取れなくなりました。
そして私が弁護士に相談し始めた時に、突然また「会いたい」「プレゼントも用意したんだ」とラインがきたのです・・・(当然無視)
まとめ
結婚詐欺師はなかなか一流の役者です。
でも役者になりきれなかったから、嘘がバレて大変なことになったのです。
しかしながら、かなりクレイジーな部分もあるので病気の片鱗はあったと思います。
だからといって「病気だからー仕方ないよねー」で人を騙すことが許される事も当然ありません。
その後始末を家族も負う事になる可能性だって十分あります。
私は自分が感じていた違和感にどこか都合よく蓋をしてやり過ごしていた結果、裁判をして戦うまでになってしまったのです。
どうか落ち着いて深呼吸して。
私と同じような目には遭わないように。自分の内側と会話してみてくださいね。
あなたの「光」になりたい、ヒカリコでした。
あなたの幸せを願っています。
いつもありがとうございます。
裁判中にSNSで無意味なライブ発信をしたり考えられないことをしている。
ちょっとした精神的に鬱屈したものを感じますよね。。。